姫路城を見学される方へのアドバイスおよびマナーについて

姫路城を訪れる方の動機には二通りのパターンがあると思います。
ひとつは姫路城について何らかの興味がお有りで目的を持っていらっしゃる方、
もうひとつは城には特に興味はないけれども団体旅行に組み込まれているので
一応見学するという方。
どちらの場合でも姫路城に関する予備知識があればより楽しく過ごせるでしょう。
最初は城に興味がなくてもだんだん惹き付けられてくるかもしれませんよ。

登閣口から一歩中に入ると、見学中は禁煙にご協力ください。

また、飲食もご遠慮ください。ゴミ箱は設置されておりません。

ゴミは、各自がお持ち帰りください。


上記のことが姫路城内を巡る際に一番肝心なことです。禁煙のお願いはもちろん火
災予防のためです。私が知っている限りでは、まだ城内でたばこを吸っている人を
見かけたことはありません。

城内を一通り巡るとなれば、その所要時間は最低でも約1時間30分を見込んでいた
方がよいと思います。また、ハイヒールを履かれた女性の方は足元に十分ご注意し
てください。姫路城は戦に備えたところですから、敵の侵入に対する工夫として地
形のアップダウンは意識的に結構きつく作られています。

城内には順路を示す矢印が表示されています。それに従って巡っていくのもいいで
すが、自分の感覚に従って矢印を無視して進んでいくのもおもしろいと思います。
その結果、道に迷ったとしても、それによって先人の知恵の偉大さを実感できるで
しょう。

化粧櫓や天守閣の内部を見学される時は、それぞれの入り口で履物を脱いで備え
付けのスリッパに履き変えることになります。(お子様は、スリッパを履かない
で下さい。大人用のスリッパしかありませんので、足に合わないとかえって危険
ですから。)まあ、大人も子供も素足のままが一番安全かもしれませんね。
脱いだ履物は各自が手に持って建物内部を巡ります。手がふさがれないように、
できればデイパックなどを用意されることをお勧めします。

城の内部は天守閣地階をのぞいて人工の照明施設はありません。場所によっては、
薄暗く足元がよく見えないところもありますので気をつけてください。そういう
ところに限って段差があるものです。
階段は怖いぐらい急角度に作られています。手すりを持って登られるのがいいで
しょう。でも、足元だけに注意を集中していると、今度は頭が危ないですよ。大
天守最上階へ上りきる直前の階段は、梁の下をくぐるという表現がぴったりです。
背の高い人でなくても、頭を横に傾けなければならないほどです。

見学中はめったやたらに石垣や白壁に触らないことが最低限のマナーです。
石垣の間に詰められている小石は崩れやすいし、白壁にはひびが入っている箇所
がありますから、うかつに触ると剥げ落ちる危険があります。閉まっている扉は
無理矢理開けないことは言うまでもないことです。

よくわかりました