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千姫は慶長二年(1597)四月十一日、徳川秀忠(二代将軍)とその正室
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於江与との間に徳川家の伏見の第で生まれる。
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千姫が7歳の時に、祖父徳川家康の婚姻政策により豊臣秀吉の子秀頼の
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もとへ嫁ぐ。大坂冬の陣が起きた年には千姫も18歳となっていた。
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翌年、大坂夏の陣において秀頼とその母淀君が自害するに及んで遂に
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豊臣家は滅ぶ。辛くも千姫は、落城する大坂城から救い出される。そ
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の後、千姫は江戸へ戻ることになるが、その途中桑名で本多忠刻と出
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会う。この忠刻と千姫は再婚することになる、時を同じくして坂崎出
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羽守の変が今に伝えられている。千姫は忠刻との間に一男一女をもう
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けるが、長男幸千代はわずか3歳で亡くなる。夫忠刻もその5年後に他
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界する。千姫30歳の時であった。忠刻亡きあと千姫は姫路城を去り、
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落飾して天寿院と号して江戸城竹橋御殿で余生を送る。江戸に戻って
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から40年、寛文六年(1666)二月六日、死去、享年70歳であった。
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以上千姫の一生を駆け足で見てきましたが、もっと詳しく知る為にこ
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こからは千姫だけでなく、千姫にゆかりのある人物や出来事について
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もう少し掘り下げて見ていきましょう。そうすることによって千姫と
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はどういう人であったかが浮き彫りにされていくでしょう。
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