| 千姫が生まれた徳川家は三河松平郷の豪族で、郷名から松平氏といった。 |
| 松平氏の家系については千姫と関係のないところは割愛して、家康の祖 |
| 父清康の代から述べていきましょう。 |
| 清康は殆ど三河を平定していたが、天文四年(1535)、家臣に殺される。 |
| 天文五年、織田信秀は清康が殺されたことを知ると、その混乱に乗じて |
| 三河に攻め入る。清康の子広忠は伊勢に逃れ、駿河駿府城主今川義元に |
| 助けを求めた。翌年、広忠は生まれ育った三河岡崎城へ戻る。 |
| 天文十年、広忠は水野忠政の娘お大を娶る。 |
| 天文十三年、忠政の子水野下野守信光が今川義元に反し、織田信秀の元 |
| へ走る。このため広忠はお大を離縁し、天文十四年、田原城主戸田康光 |
| の娘真喜姫と再婚。 |
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